意識を制御する力
『支配』と『統率』は似て非なるものとも言えますが、その意識はどちらも自分より地位や身分の低い人たちを『制御する』という方向へと向いています。
その『制御する』ための権限を、『民の繁栄』という目的のために行使すれば、その下に集う人たちが『幸せ』に暮らせる場所や環境がつくり出されるのかもしれません。
しかし、その『制御する』ための権限を、『我欲を満たす』という目的のためだけに行使すれば‥‥自ずとその下に集う人たちは「不幸」になってしまいます。
さて、あなた様は今、この国に住んでいて本当に『幸せ』なのでしょうか。
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「神」と呼ばれるもの
私たちは、超人的な技術や行為を「神業」と呼びます。
そして、そのような能力を持つ人のことを、「野球界の神様」や「サッカー界の神様」と呼んだりもします。
しかし、そういった「神様」たちは、しばしば不祥事を起こしたり、独裁的かつ支配的な体制を作ることによってそれに従う人たちを苦しめたり不幸にしたりもしています。
かつては「カリスマ創業者」と呼ばれた「神」が、その企業を「ブラック企業」にしてしまったり、「名プレーヤー」として名を馳せた「神」が、犯罪や薬物に手を染めてしまったり‥‥果ては、「革命の英雄」と呼ばれた「神」が、支配と虐殺を好む「独裁者」になり果ててしまったり‥‥
良く言えば「人間味がある」わけなのですが、そういった「神々」は簡単に「悪魔」に魅入られてしまうようですね。
さて、この世界はなぜ存在しているのでしょうか?
いったい誰が創り出したのでしょうか?
「この世界は神が創った」というのであれば、その「神」も「悪魔」に魅入られてしまうのでしょうか?
例えば、「ドリー」と呼ばれたクローンの羊から見れば、自らを生み出してくれた人間は「神」と呼べる存在なのかもしれません。
では、人間が、クローン技術や遺伝子操作によって『新しい人間』を生み出した場合、やはり『新しい人間』は、それを生み出した人間を「神」と呼んで崇拝し、絶対的に服従するべきなのでしょうか?
ユダヤ教には、以下のような「絶対に守るべき戒め」があります。
◇汝、殺すなかれ
「お前らは人殺しをするな」
◇汝、姦淫するなかれ
「お前らは不倫や乱交や強姦をするな」
◇汝、盗むことなかれ
「お前らは窃盗および略奪行為をするな」
◇汝、隣人に対して偽りの証をするなかれ
「お前らは他人を騙すな」
◇汝、隣人の家のものを欲するなかれ
「お前らは他人のものを欲しがるな」
一見すると、もっともらしいことを言っているように見えてしまうかもしれません。
しかし、『旧約聖書』において、この「絶対に守るべき戒め」を定めたはずの自称「ヤハウェ」は、それとは正反対のことをやっています。
◆汝、殺すなかれ
自称「ヤハウェ」は、モーセとともにエジプトを脱出するさい、エジプト人の子供を生物兵器で虐殺しています。
◆汝、姦淫するなかれ
自称「ヤハウェ」は、シュメール時代に一族で3次元世界へと降りてきて姦淫をしまくって子供をたくさんつくりました。
◆汝、盗むことなかれ
自称「ヤハウェ」は、ラムセス2世を脅迫し、エジプトの奴隷だったユダヤ人を盗みました。
◆汝、隣人に対して偽りの証をするなかれ
自称「ヤハウェ」は、エジプトの奴隷だったユダヤ人を盗むさい、あらゆる嘘をついてラムセス2世を騙しました。
◆汝、隣人の家のものを欲するなかれ
自称「ヤハウェ」は、ラムセス2世を脅迫し、エジプトの奴隷だったユダヤ人を欲し、盗みました。
また、自称「ヤハウェ」は、歴史の要所要所に出てきては欲しいものをユダヤ人に盗ませています。
いかがでしょう。
自らが定めた「戒律」を、自らが率先して破っていく。
「ヤハウェ」を自称するモノの本質が、そこから垣間見えてきたのではないでしょうか?
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自称「ヤハウェ」の本質と、それらが犯した罪を詳しく調べてみる《Locked》