妙音菩薩とは何か!真空の中に言葉を生み出す力!存在のエネルギー!真空の独り言!真空が自らが真空になるまでのストーリーを思考にする力!【動画を全て文章化】

KOJI,S・CDDE
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2021年10月1日:記事の不具合を修正し、再掲載いたしました。

記事の概要

こちらの記事では、『人間を越えた人のためのチャンネル』にてご配信されている動画『法話4 妙音菩薩とは何か!真空の中に言葉を生み出す力!存在のエネルギー!真空の独り言!真空が自らが真空になるまでのストーリーを思考にする力!』で語られた内容(お言葉)を全て文章にしております。

なお、口頭こうとうでのご説明を文章化するにあたって、内容を理解しやすくするために若干じゃっかんの調整をおこなっておりますが、お言葉の意味が変わらないよう細心さいしんの注意をはらっております。

今回、文章化した動画

動画タイトル『法話4 妙音菩薩とは何か!真空の中に言葉を生み出す力!存在のエネルギー!真空の独り言!真空が自らが真空になるまでのストーリーを思考にする力!』

■動画再生時間:10分02秒  ■動画の投稿日:2020年8月8日

動画の概要と考察

 妙音菩薩みょうおんぼさつは、『法華経ほけきょう』の『妙音菩薩品みょうおんぼさつほん』の主人公ですが、この動画で、Koji氏は「妙音菩薩とは何か?」について語っています。

 それはすなわち、宇宙が始まる前の真空が持つ、一つの「揺らぎ」とも呼べるエネルギー状態であり、また、如来にょらいのひらめきでもあります。

 妙音菩薩は如来の精神の中から出てくるものです。

 如来の精神とは、すでに遠い過去生かこせい解脱げだつした如来の五感で、3次元世界のものから印象を受けること、すなわち「受想行識じゅそうぎょうしき」による知覚イメージです。

 その如来のひらめきは、3次元世界の教えの会合において、如来同様に解脱した弟子たちに彼の言葉として語られます。

 これはいわば、真空から言葉として生まれ、また真空の中に帰ってゆくということですが、3次元世界でストーリー性を持って語られることよって、経典きょうてんとして記述され、記録されます。

 この経典は、菩薩として未来に転生した弟子たちによって読み解かれるのです。

 弟子たちは、この経典の言葉の中に虚空会きょくうかいを見て、また、その教えの会合で如来と再会するのです。

  一方で、物理学の観点から言えば、妙音菩薩は宇宙が始まる前の真空の「揺らぎ」とも呼べるエネルギー状態を擬人化ぎじんかしたものであるとも言えます。

 ホーキングは「ビッグバンが始まる前の何もない真空にも一つの何らかのエネルギー状態がある」と言いましたが、この「何らかののエネルギー状態」が物理学で「理性の揺らぎ」などと呼ばれるものです。

 このエネルギー状態は法華経の言葉では「妙音みょうおん」すなわちワンダーサウンドとなります。如来と菩薩たちの精神の中にあるこの揺らぎのエネルギーは、あらゆるものに形を変えられるのですが、それが如来の言葉になったものが妙音菩薩なのです。

 如来の言葉によって語られるストーリーの中には、如来と菩薩という仕組みがあります。

 また、授記じゅき現一切色身三昧げんいっさいしきしんざんまい、そして『スーパー大菩薩だいぼさつ』がいろんな世界で教えを広めるという仕組みがあります。

 そして、如来が全ての教えを説き、授記をさずけて入滅にゅうめつして、さらに授記を授けられたすべての未来仏みらいぶつが入滅してしまった世界があります。

 そのすべてが終わってしまった世界が11次元、すなわち多宝如来たほうにょらいであって、それは、如来の全身が一塊いっこんとなったもの、すなわち、終ってしまった無限の融通無碍ゆうずうむげの世界が一つになった状態なのです。

 そして、それはすべてが終わったと同時に何も始まってない状態でもあります。

 言い換えれば、何も始まってない状態と同時に無限の始まりと無限のプロセスと無限の完成がある状態が同時にある状態なのです。

概要と考察 の記述者:Rico 上行多聞密行第一じょうぎょう たもん みつぎょう だいいちSEBA

動画を全て文章にしました

はい、こんにちは。 

前回はですね、妙音菩薩みょうおんぼさつがどこから来たのかっていう内容でしたね。

妙音菩薩っていうのは、如来の精神の中から出てきました。

如来にょらいの精神って何かといったら、解脱げだつした五感で、3次元世界のものから印象を受けること、『受想行識じゅそうぎょうしき』ですね。

それで頭に何か浮かんでくるカレーライスとか、例えば電車の駅とか、街並みとかそういうものではなくて、如来の精神っていうのはもう解脱してるわけですね。

しかも、法華経を聞く弟子たちの精神も解脱しているわけですよね。

本当にまっさらな真空の状態しかそこにないんですよ。

その真空の状態の中から出てくるのが妙音菩薩なんですよ。ひらめきですね。

如来がひらめいて、その精神の真空の奥から無限の東の世界があって、そこに仏国土がある。その仏国土の向こうに、浄光荘厳じょうこうしょうげん 世界があって、そこから、浄華宿王智如来じょうけしゅくおうちにょらい の仏国土ぶっこくどがあって、そこから出てくるというふうにストーリー性を混ぜてますけど、いわゆるこれは、真空の中に生まれた一つのひらめきなんですよ。

『お釈迦様』っていう如来を通して真空の中に生まれたひとつのひらめきで、それがお釈迦様のいる3次元世界の口から通して真空の中に語られて弟子達の真空の中に語られて、そしてまた真空の中に戻っていくっていう。

だけどそれを語ることによって3次元世界の経典に記述されて、それで3次元世界に置かれることになります。言葉としてですね。

ですから何もない真空の中に弟子たちも真空、如来も真空、そこから妙音菩薩っていうものに釈迦が閃いて、釈迦が語る。

語って語り終わるというのは、いわゆる真空が独り言を言ってるようなもんなんですよ。独り言を言って、そして、「あぁ、そうか、俺は昔『求名ぐみょう』って言うおろかな者だったけど(第一章)、あそこで如来の弟子になって一生懸命 勉強して、解脱して、『授記じゅき』をさずけてもらった」と。

それで再び3次元世界に生まれ変わって、そこで法華経を開いたところ、いきなり最初の章でお釈迦は、眉間みけんから光を放ったと。

その光は、上は頂点から、下は阿鼻地獄あびじごくまで照らして、さらにその世界の中には無限の平行宇宙があって、その色々な世界で菩薩達が一生懸命を教えを説いていると。さらには如来たちがいて教えを説いている、と。

「何だこの世界は? 何で如来はこんなすごい世界を花開いたんですか?」って言ったところ、『弥勒菩薩みろくぼさつが読んだ経典きょうてん』、つまり『文殊菩薩もんじゅぼさつ』は、「教えの会合を開くためなんだよ」。教えの会合を開くためだと言う。

『教えの会合』って何かといったら、それは『虚空会きょくうかい』のことで、「弥勒菩薩さんよ、あんたは、もう昔に他の如来から授記を授かってこの世界に来て法華経を読んだ。法華経の中に今 入っているぞ」という。

で、お釈迦は、眉間から光を放った。

その光がいろんな仏国土を照らしましたと。

これから虚空会を開くから、貴方もそこにも参加しなさい。

で、虚空会が開かれるのは、いよいよ『法師品ほっしほん(第十章)』ですね。

あの十一章の『見宝塔品けんぽうとうほん』からなんですけど、それに参加するためにビッグバンを起こしてこの世界を広めたと。

で、そこには、いっぱい世界がある。

そこに集まってくるのは、全部、解脱した弟子、そして解脱した如来、そして解脱したあなた、そして解脱した弥勒菩薩。ということは、その中から生まれてくるのは妙音菩薩という言葉であって、その妙音菩薩品を聞いているのは、『未来仏みらいぶつ』になった貴方であり、未来に菩薩行ぼさつぎょうをしているあなたであり、そこに来た弥勒菩薩もまた、過去に授記を受けているわけなので、『未来のスーパー大菩薩』ですね。

結局それはみんな真空だから、ただ自分のすべては独り言を聞いているだけの状態。真空が自分の独り言を聞いている状態。真空は、独り言を自分で聴くだけでは何だから、一応ストーリー性を持たせるとあっちこっちの世界が生まれて、そこからみんな授記をもらって、そして生まれ変わって菩薩になってビッグバンがあって、そして如来になってみんなが聞いているっていう。 

これは、方便上ほうべんじょうのストーリーなんですよ。ストーリー性を付けた。

ただ聞いているだけではつまらない。その中にストーリー性がないと理解できない。そのストーリー性がないと理解できないからこの世界も『方便で作られているストーリー』であって、この世界であなたが私に出会って解脱させてもらって、授記をもらって帰依して生まれ変わってるっていうこのストーリー自体が、『本質なる真空』が自らが何かを理解するためのストーリーなんですよ。方便上の。

妙音菩薩は何かって言うと、ホーキングが「ビッグバンが始まる前の何もない真空にも一つの何らかのエネルギー状態がある」って言いましたよね。なんらかのエネルギー状態が理性の揺らぎとか言いますよね。物理学で。 

このエネルギー状態が『妙音』。『ワンダーサウンド』って言いますね。このゆらぎのエネルギーのことが妙音で、その精神の中にあるエネルギーは、あらゆるものに形を変えられると。

それが言葉になったものが『妙音菩薩』。

妙音菩薩が成立するためには、過去に妙音菩薩は『雲雷音宿王華智仏うんらいおんしゅくおうけちぶつ』のもとで3次元に生まれて、そして授記をもらって、そして何回も他の世界に生まれ変わって、そこで法華経を広めて、そして『叡智えいちの輝き』を見て、最後の菩薩としての一生でお釈迦様のもとに来たと。こういうストーリー性ですね。

このストーリー性を作る力が『宇宙が始まる前の真空』が持っている中にある『一つの揺らぎエネルギー状態』っていう。このゆらぎのことを『妙音』と言う。『みょうなる音:ワンダーサウンド』。『精妙せいみょうなる音』。形にもならない一種の振動数。

この振動数が如来の閃きによると、妙音菩薩というストーリーになるんですよ。

その妙音菩薩のストーリーの最初っていうのは、妙音菩薩も最初は『求名ぐみょう』であったと。

だけど如来のもとで勉強をして授記をもらって生まれ変わって、一回目の一生で法華経を開くと、如来が眉間みけん白毫びゃくごうから世界を見せた。

いろんな仏国土があった。その中で如来が教えを説いた。

「いったい、何で如来はこの世界を生み出したか?」

それは方便ほうべんなんだ、と。己自身おのれじしん、真空が自分を真空だと理解するための過去のプロセスをストーリー性を持ったものとして作ったと。3次元とは、そのストーリー性が物質的なレベルの相対的な世界になっていると。

だけど、その世界から解脱すると、いよいよ『仏国土』に入る。

そしてそこから何回も生まれ変わって、そして最後にあらゆる融通無碍に繋がった世界から授記をもらった如来を理解して、そして最後に悟りを開いて如来になる。

すべての生きとし生けるものが悟り開いて如来になってしまったと。授記もすべて授けましたと。

その状態が『無生法認むしょうほうにん』で、『何にも始まってない状態』なんだよっていう。

何も始まってない状態だからこそ、中には『無限の始まり』と『無限のプロセス』と『無限の完成』があると。それを上から見ると『何も始まってない状態』っていう。

ですからこのストーリー性ですね。形とストーリー性を言葉で初め作ったんですけど、それが言葉が形になったのが3次元。4、5、6、7次元、さらにその上には仏国土。さらにその仏国土から3次元に行くと、この法華経の中に入って、融通無碍ゆうずうむげに繋がった『虚空会きょくうかい』に参加できる。その虚空会が無限にあるのが無限にあって、それが全て終了したのが11次元。

で、これが『何も始まっていない状態』。『無生法認』なんだけど、何も始まってないからこそ無限の始まりと無限のプロセスと無限の完成があって、そこを自分はいろんな生命体として進化してきた。

その『全てが何もない状態』だったのが真空であり、それが己自身だったっていう。真空は自らを理解するためにこのストーリーをいっぱい作ったんですよ。そのストーリーの一つがこの世界であって、あなたなんですよ。

ですから、すべての人は『仏性ぶっせい』があるっていう。一番上と繋がってるんですけど、ダメな人達がそことなかなか繋がることができない、と。

分かります?

で、如来と菩薩という仕組みがあって、授記、現一切色身三昧、そしてスーパー大菩薩がいろんな世界で広めるっていう仕組みあって、そして如来になって如来が全て教えを説いて、授記を授けて入滅して、そのすべての如来が入滅してしまった世界が11次元。それが『多宝如来たほうにょらい』であって、『多宝如来の中には如来の全身が一塊となっている』というのは、如来の全身。如来たちの一つ一つの全身というのは、融通無碍の世界なんですよ。

その融通無碍の無限の世界が、さらにひとつになって終わって一塊になった状態が多宝如来なんですよ。

わかります?

そしてそれを見ると『何も始まってない状態』。何も始まってない状態と同時に無限の始まりと無限のプロセスと無限の完成がある状態。

で、『4つの力が一つになること』が『悟り』と言います。

わかります?

《 動画はここで終了です 》

動画内のお言葉の文章化:マハカルナ

概要の作成者 :Rico 上行多聞密行第一じょうぎょう たもん みつぎょう だいいちSEBA
動画の文章化 :マハカルナ
記事の作成者 :マハカルナ
記事の最終調整:観慈在かんじざい 優智香ゆうちきょう

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